運動会に行った

今日はいとこの小学校の運動会だった。

小学生はみんな可愛かった。

やっぱ小学生好きだなぁと感じた。

演目で妖怪体操あって割と驚いた。そういうのもやるんだと。

自分が小学生の頃は竹節やエイサーなど伝統的な踊りを踊ることが多かった。変なとこだけ記憶力が良いので未だに竹節は踊れる。

今は小学校の運動会に行っても小学生可愛いという感情でまだ幸せになることができる。

小学校ほど残酷な環境もないのではないかと思う。勉強も、体育も、学校で評価されるそのほとんどにおいて私は最下位だった。おまけに忘れ物や遅刻も多かった。変な行動を起こしたり学校を脱走したりして大騒ぎになったこともある。いわゆる問題児だった。しかも口数は少なく、大人から見ればなにを考えているのか分からない生徒だったと思う。

学童クラブの先生には「喋れない子なのかと思ってた。」と言われたこともある。 

高校の頃、他クラスの女の子に喋れない障害をもった人間だと勘違いされたのか、筆談を持ちかけられたときはさすがにどうしようかと思った。(確か、思い切って声を出した気がする)

そんな自分でも、奇跡的に良い生徒ばかり集まったのか、六年間いじめというほどのいじめはなかった。いじめられるどころか、私が間違えて変な行動を取るとみんな笑ってくれた。今思うと、それが小学生時代の唯一の救いであり、自分の存在意義でもあったと思う。

変な行動をとっても人に迷惑をかけない限りは大抵は笑われておしまい。それが六年間で一番学んだことだ。だから何も気にしなくて良い、自分らしく生きれば良いのだと。

中学から今日まで、何かとすぐに自分がおかしいのではないかと自分を疑って周囲を必要以上に気にしてしまうことが多くなったと思う。周りから浮きたくない。いつも平均的でありたいという気持ちで物事を決めようとしてしまう。それでは良くないので自分の興味関心に基づいた行動をとることを心がけ始めた。なかなかうまくいかないことの方が多く、何が正解なのかもさっぱり分からないが、しばらくはそういう方針でやっていこうと思う。人生で何かがうまくいった試しなんてないし成功経験もないので生きるのに早く慣れたい。底辺は辛いが慣れたら楽なのだ。

底辺のどつぼにハマったという感じがする。

いや実際もっと酷い状況の人間はたくさんいるだろうと思うけど自分もずるずると引きずり込まれてあっという間になにも見えない暗い谷底に落ちてしまうんだ。底辺の素質を持つ人間が堕落するスピードは、最終回を迎えた後の深夜枠1クールアニメがオタク達から忘れられるスピードなんかよりもずっと速いのだ。うかうかしてられない。底辺なりに次の一手を常に考えなければいけない。原作権を持つアニメ会社が資金獲得のためパチスロに版権を売るみたいに…

なんでもやりたいことやっていきたい。

 

運動会のことを書こうかと思ったが話題がそれてしまった。まあいっか。

小学生は本当に可愛い。なんであんなに可愛いんだろうなぁ…